11日(水)頃まで広範囲で大雨 九州では災害級の大雨も 各地の警戒期間などまとめ
西日本と東日本で警報級大雨のおそれ 各地の警戒期間
大雨の警戒期間は九州北部が最も長く、14日(土)以降も続く可能性があります。九州南部と四国(愛媛県)、関東(神奈川県、千葉県)は10日(火)まで、近畿は11日(水)まで、中国地方と北陸(富山県)、甲信(長野県)は10日(火)06時から11日(水)まで、東海(静岡県)は10日(火)06時から24時までです。
予想降水量 今夜は九州南部で線状降水帯発生も
○9日(月)18時から10日(火)18時までの予想降水量
近畿地方 180ミリ
中国地方 100ミリ
九州北部地方 200ミリ
九州南部 180ミリ
○10日(火)18時から11日(水)18時までの予想降水量
九州北部地方 100ミリ
九州南部 120ミリ
なお、今夜21時頃にかけては、鹿児島県(奄美地方を除く)で線状降水帯が発生する可能性があり、大雨災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。
夜間に顕著な大雨となった場合は、移動する方が危険になることもあります。土砂災害の危険度が高まっている地域では、少しでも安全と思われる場所で過ごすようにしてください。
土砂災害の前触れは
1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。
そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。